内容紹介
1970年、コレージュ・ド・フランス教授に就任したミシェル・フーコーは、講座「思考諸体系の歴史」を開講する。初年度のテーマは「知への意志」。アリストテレス『形而上学』冒頭に記された認識への欲望に着目し、アルカイック期のギリシアにおいて知の要請や真理への希求がどのような利害関心と結びついていたのかを分析する。さらに、アリストテレスと真っ向から対立するニーチェが示した真理概念とはーー。真理の言説はいかなる機能と役割を果たすのか。それを見定めるべく、従来の考古学的方法を転換するかたちで、ここに知と権力をめぐる系譜学が始まる。補完的講義「オイディプスの知」も併録。 【シリーズ刊行予定】 1.〈知への意志〉講義(1970-1971) 2.刑罰の理論と制度(1971-1972) 3.処罰社会(1972-1973) 4.精神医学の権力(1973-1974) 5.異常者たち(1974-1975) 6.社会は防衛しなければならない(1975-1976) 7.安全・領土・人口(1977-1978) 8.生政治の誕生(1978-1979) 9.生者たちの統治(1979-1980) 10.体性と真理(1980-1981) 11.主体の解釈学(1981-1982)上下 12.自己と他者の統治(1982-1983) 13.真理の勇気(1983-1984) ※変更になる場合もございます ◆初回出荷分限定で特製しおりがついてきます